40の手習い
- somatoya
- 4月8日
- 読了時間: 2分
パン作りが苦手です。
パン作り初心者だったのにまず天然酵母作りにはまってしまって、パン初心者が天然酵母からパンを作ろうとしたのがそもそもの間違いだったのだろうということは今になればわかりますが、
パン作りの何が苦手って、コネが苦手だから、
これはドライイーストから始めたからといって変わらないんじゃないかとも思う。
捏ねがうまくないのです。
レシピを見ていると、捏ねてグルテンが形成されると、生地を薄く延ばすことができる(生地の向こう側の景色がうっすら見える程度)のですが、
私は捏ねても捏ねても生地がぶちぶちと切れる。
ドライイーストでもあまりうまくいかなかったので、あきらめてこねないパン(栗原はるみレシピ)を作っていました。
こねないパンもいくつか作ったことがあるが、その中でもこれが一番おいしい。
家族もこれはおいしいと言ってくれたので、これだけを1年くらい、ほぼ毎週作り続けていましたが、
捏ねないパンも多少捏ねたほうがおいしいということがわかって、
ボウルの中でちょっと捏ねるようになりまして。
ちょっと捏ねるようになって
捏ねるようになったら
なんか、
私捏ねるのうまくなったんじゃない・・・?
と気付くこと、先月。
今ならもしかして、できるんじゃない・・・?
久しぶりに食パンに挑戦してみました。
できた。
うまくできた。
焼成したパン、失敗すると実が詰まったパンになるけど、今回は縦に空気の穴が開いているのが見える。
食べた。
おいしかった。
食べきれなかったパンを冷蔵庫に入れて翌日トースターで焼いたら、それもおいしかった。
40手前にしてまだ成長できたことに喜びを感じています。
継続は力なりってこういうときに使うやつだ。
しかしパンを捏ねられるくらいでは金にならないのでこのスキルに社会的な価値は多分ない。残念。
でもやる気が出たのでパン捏ねのためのペストリーボードを買いました。
本当は木製じゃなくて大理石がよかったけど、大理石は8㌔もあるということでやめました。
大理石のキッチンって、アメリカンドリーム(近所の中古4億120平米の物件にはついていた)。
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